【学び】「NHK語学」の『ラジオ英会話』テキストを使って学習してみた

実用英語技能検定準1級取得に向けて、勉強中の ayaです。

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世界の共通言語である英語は、小さな子どもから年齢関係なく大人まで様々な人が学んでいます。学ぶ方法も様々ありますが、筆者は「NHK語学」のラジオでの学習を推奨しています。

この記事では、英語学習における「NHK語学」のラジオ講座の魅力や、実際に私が最近になって英検2級を取得するまでに行った学習のコツについて解説していきたいと思います。

今回は英語学習に特化した記事となっていますが、その他の言語の学習においても、教材は違えど、参考になるところもあるかと思いますので、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。

 

<0章>言語学習においての効果的な秘訣とは?

効果的な言語学習に必要なことはたくさんあります。その中でもこれから英語を学ぶ人や学び始めたばかりの時に私が意識したことは以下の3つです。

  1. 長期的な目標を立てる
  2. バランスよく、継続的な学習
  3. 実践的な学習

1.長期的な目標を立てる

具体的な学習目標を設定し、それに向かって努力することが重要です。目標があることで、モチベーションを保ちながら学習を進めることができます。

目標を決める時に、長期的な目標とそれに準じた短期的な目標を決めることを意識すると良いといわれています。例えば、英検1級を取得するという目標があるとします。そうなると、短期的な目標は、その前の英検準1級までを順に取っていくということも視野に入れると、段階的に学ぶことができます。勉強の内容として、単語を覚えるのが課題であれば単語を覚えることを短期的な目標にするというような方法も良いかと思います。

この時に注意しなければならないことは2つあります。

1つは、達成の有無が評価可能な目標を立てることです。というのは、「英語が得意になる」のような自分でも評価が難しい目標は、モチベーションを保つことは難しいからです。

2つ目は、目標を立て続けるということです。これは目標を達成したら次の目標を決めるということも当てはまりますし、目標を達成する前に見直しをすることも効果的と言えます。自分の課題や長期目標に合った短期的な目標は変わることがあってもかまいません。ぜひモチベーションを保ちながら学習していきましょう。

2.バランスよく、継続的な学習

言語学習は短期的な取り組みではなく、長期的な視点での継続が重要です。毎日少しずつでも学習を続けることで、言語力の向上につながります。

その中でも聞く、話す、読む、書くの4つのスキルをバランス良く学習することが大切です。受験勉強ではどちらかということ、読むことや書くことばかりの勉強になりがちで、特に「話す」ということについては一人ではなかなか難しい人もいるかもしれません。英語などの言語は、口に出して会話したりすることでより上達します。かといってバランスが乱れてしまうと、

3.実践的な学習

学んだ知識については実際に使ってみることが重要です。言語を実際のコミュニケーションに活用し、相手との会話や文書の作成を通じて、実践的な経験を積むことで理解が深まります。

これらの秘訣を意識しながら、自分に合った学習方法を見つけて言語学習に取り組むことで、より効果的に言語力を向上させることができます。

そこで筆者は考えました。

「言語学習で何をしたらいいのかな」「簡単なものから始めたい!」

筆者はNHK語学ラジオテキストを始めました!

NHK語学ラジオテキストとは?

NHK語学ラジオテキストとは、日本放送協会(NHK)が提供している言語学習に特化したテキスト教材です。NHKは日本の公共放送機関であり、多くの言語学習者や異文化交流を目指す人々に対して、さまざまな言語の学習番組を提供しています。

NHK語学ラジオテキストは、これらの言語学習番組の補助教材として配布されており、放送されたラジオ番組の内容をテキストとしてまとめています。このテキストには、放送内容のトランスクリプト(文字起こし)や例文、練習問題、文法解説などが含まれていることが一般的です。

筆者は多数あるラジオテキストのある中から、現在も『ラジオ英会話』を使って学習を継続しています。ラジオというと一方的に流れてくる英語を聞き流すようなイメージがあるでしょう。しかし、ラジオ英会話は先生と一緒にテキストを使って学ぶスタイルのラジオ番組です。

カリキュラムもしっかり組まれているので、独学で英会話を学びたい人にぴったりな番組ですよ。

ただし、「ラジオ英会話」については、内容は中級者向けのため、最低でも中学レベルの基礎英語はマスターしておく必要があります。

基礎が不安な方は、同じNHKラジオ講座の「基礎英語」シリーズから始めるか、中学レベルの英語を復習しながら進めるのがオススメです。

 

レベルの異なる講座を目的別に活用する

さて、NHKラジオの主な英語講座をレベル分けすると、2023年は以下のようになっております。

(※講座の名前は年によって変わります)

 

実際にやってみた感想 ~口コミ含む~

私は大学生の時に授業で英語の授業を受けたっきりで、7年ほど英語を勉強していない期間がありました。学生時代、英語は得意な方だったのですが、声に出して読むことはできるものの、こんな壁にぶち当たりました。
  • 「読んでも理解するのに時間がかかる」
  • 「単語の意味が理解できないものがある」
  • 「聞くだけでは何を言っているかわからない」
  • 「話したいことが出てこない」
  • 「文章にすると文法がめちゃくちゃになる」        など。。。

 

私の場合は、まず、初級レベルの英語の「リスニング」すらおぼつかなかったので、まずはNHK語学のラジオテキストの中から『基礎英語1』から「聴く」ことから始めました。聴くことで、単語もインプットされるし、ラジオの内容からたくさんの表現や文法を覚えることができます。

そうすると、基礎英語1・2くらいはまあ聞こえるようになり、聴いただけで意味を理解できるようにはなりました。

インプットすることができるようになったら、次は実践!アウトプット!というわけですが、最初はなかなか話したいことは出てこないものです。

私は子育てをしながらの隙間時間での学習でしたので、ラジオ英会話とオンライン英会話を併用して、1時間ほど英語を学習する機会を作っていますが、毎日継続することで、少しずつ話せる内容も増えてきました。

実際にやってみて感じたメリット、デメリット

実際に、NHK語学テキストを使って、学習をしてみたところ、良いと思った点とここがもう少しと思った点があるので、ぜひ参考にしてください。

【メリット】

  1. 短時間で継続しやすい
  2. 多様なレベルに対応している
  3. 日本人の先生と外国人の先生の両方から学べる
  4. 文法、語彙などのポイントが分かりやすい
  5. 聴いて完結するものではない

 

 

【デメリット】

  1. 毎月の教材となるテキストなどが有料である
  2. 個別のニーズには対応していない
  3. 自己学習がメイン

特に、2つ目と3つ目のデメリットを解決するためには、テキストどおりに進めるだけではなく、他のコンテンツとの併用をすると、さらに学習効果を高められます。

次の章で、「NHK語学」テキストを使った効果的な学習方法について説明します。

「NHK語学」テキストを使った効果的な学習方法

NHK語学テキストを使って学習し、さらにそれを実践して、筆者がどのようにして英検2級に合格したのかをご紹介します。流れとしては以下の通りとなります。

  1. 放送を何度も聞く
  2. 大切なポイントをまとめる
  3. シャドーイング
  4. 実際に話してみる (オンライン英会話を活用する)

一つずつ解説していきましょう。

1.放送を何度も聞く

英語に限らず、言語を学習するにあたって、音声を聞くなどのインプットはとても重要と言われています。もちろん、放送を聞き流すだけでも効果があるとされています。

さらに効果的に学習するためには、繰り返し聞くようにしてみましょう。日常的に少しずつでも番組を聴く習慣を身につけることが大切です。毎日数分だけでも良いので、コンスタントに聴くことで言語力の向上が期待できます。同じ番組やエピソードを何度も繰り返し聴くことで、聴解力の向上につながります。最初は理解しづらいかもしれませんが、何度も聴くことで徐々に内容が理解できるようになります。

ラジオということは、テレビとは違い、耳だけで聞くことができるので、隙間時間などで取り入れてみると良いかと思います。

2.聴いたことをもとに、アクティブな学習

先ほどのインプットと同時進行になりますが、アクティブに学習する時間を取ることも大切です。例えば、番組中に出てきた表現やフレーズをメモして覚える、問題に答えるなど、アクティブな学習を組み合わせることで効果的な学習ができます。

先述の1のリスニングについては、耳で聞くだけなら理解することのできるというレベルになるので、発音することもそこまで難しいことでないように感じるかもしれませんが、いざ口に出そうとするとイントネーションが変になったり、スムーズに読むことができなかったりする壁に当たる方もいます。

この時点で放送に出てくる英単語については少なくとも確認しておき、それぞれの発音についても理解を深めておくことをおすすめします。英単語を覚えておくと、コミュニケーションの幅も広がります。正しい発音ができるようにしておきましょう。

3.シャドーイング

2で述べた内容について理解でき、発音もできれば話せるというわけではありません。

一つ一つの単語は読めても、文章で読むとなるとスムーズさに欠けることがあります。しかもまだ、表現の理解も十分ではないと感じる人もいるかもしれません。

そこで、ラジオで聞いた内容で、英語を聞きながら影のように繰り返す「シャドーイング」の出番です。

シャドーイング(Shadowing)は、ネイティブスピーカーの発音やリズム、イントネーションを模倣することを主に行います。特徴として、音声を聞いてその直後にその内容を繰り返すということが挙げられます。

単純に発音することよりも何よりも意外と難しいのが、音声を聞いてその直後に追いかけるようにしてその内容を繰り返すということです。

しかし、これを継続的に行うことで、発音やイントネーションを正確に模倣することができるようになり、コミュニケーションもスムーズになります。また、英語の発音にある独特なリズムやアクセントの練習にも役立ちます。

読むことでインプットする力をつけることもでき、さらにアウトプットするにあたっての力もつけることができるので、ぜひ試してみてください。

4.実際に話してみる (オンライン英会話の活用)

アクティブな学習の中に含まれることとして、実際に英語で人と会話してみるというのも学習の1つになります。しかし、必ずしも英語で話すことのできる身近な人がいるとは限りません。

私自身も、知らない土地に来て、友達もおらず、コロナ渦ということもあったので、英語で話せるような仲間はいませんでした。

そこで活用したのが、オンライン英会話「クラウティ」でした。


クラウティ公式サイトは こちら

クラウティは、英語を話せる講師が豊富に揃っており、自分のペースで学ぶことができる柔軟性と、リアルタイムの対話を通じた学習体験を提供しています。初心者から上級者まで、あらゆるレベルに対応したカリキュラムが充実していて、子どもも受けることができるのが魅力的です。

1回のレッスンが10分または25分で、手持ちのパソコンやiPhoneやiPadがあれば受けることができます。1つのアカウントで最大6名まで受講することができるので、お子さんなど家族でシェアすることができるのもいいですね。

また、遊びの中で英語に触れ合えるゲームレッスンもあって、英語を話すきっかけを作ってくれて、我が子も「もう一回したい」とおかわり受講したくなるほどでした!

英会話のスキルを伸ばしたい方にとって、クラウティは効果的で魅力的な選択肢となるでしょう。ぜひ、自分のペースで学びながら、実践的な英会話力を身につけてみてください。

まとめ     ~とにかく実践あるのみ!~

この記事では、NHK語学のラジオ講座の魅力や学習方法、またデメリット部分を補うオンライン英会話についてご紹介しました。

話す、聞く、読む、書くの4つをバランスよく学んでいき、自分の目標に向けて学習していくことで、達成感や充実感、さらに能力アップにつながっていくと良いなと思います。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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